市内を一望 ｢旭山記念公園｣
旭山記念公園は札幌市創建百周年を記念して､1970年(昭和45年)に開園した公園です｡藻岩山・円山に隣接した高台にあり、石狩平野、日本海を一望できます。園内には世界各国の様式を取り入れた花壇やあずまやなどがあるほか、姉妹都市提携を記念した「ポートランドの森」「ミュンヘンの森」などがあり、自然あふれる環境となっています。
７月には豊平川の花火を背景に「さっぽろ旭山音楽祭」が開催される会場でもあります。旭山公園以外でも札幌は夏に多くの音楽フェスティバルが開催されます｡｢パシフィック ミュージック フェスティバル｣と｢サッポロ･シティ･ジャズ｣の魅力も合わせてお伝えします｡ (写真提供はPMF組織委員会/観光情報サイト｢ようこそサッポロ｣)
■住所 札幌市中央区界川4丁目
■開園時間 6：00～22：00
■アクセス
地下鉄東西線「円山公園駅」下車ジェイ･アールバス［西13］で約15分、
「旭山公園前」停留所下車徒歩で約5分、下車徒歩で約5分
再整備されたばかりの公園
| 札幌の展望台と言えば「藻岩山」を思い浮かべますがこの「旭山記念公園」からの景色も負けていません。 展望台は､137ｍと高さはあまりないものの札幌市内中心部を一望できる位置にあり､手を伸ばせば届いてしまうかのような景色を満喫できます。 展望台を中心に噴水広場､レストハウス､森の散策路があります｡ 園内ではカップルや愛犬の散歩などに利用されている方の姿を多く見かけました。 平成16年から再整備工事に入り約4年の歳月を経て平成21年4月29日に工事終了リニューアルしています。再整備のテーマとして、身障者や高齢者の方も利用しやすいようにすること、自然環境との共生と活用を図る山麓市街地景観ゾーンの位置づけ。札幌の市街地を展望できるポイントとしてのテーマがあったようです。つい最近再整備されたということもあり公園内はとてもきれいです。 そして、何といっても夜景がおすすめ。迫力のある夜景をご覧いただけます。市内のネオンを眺め素敵なひと時を味わってみてはいかがでしょうか。 |
札幌の音楽フェスティバル
| 旭山記念公園で行われる「さっぽろ旭山音楽祭」は7月第4週の豊平川花火大会と合わせ開催され､花火大会を背景に音楽を楽しむことができます｡プロの声楽家をゲストに向かえ、300人の市民合唱団とコラボレーションします。年一回行われるこのイベント。今年で22回目という歴史ある音楽祭です。川の近くで見る花火もいいけれど、展望台から花火を眺めながら、ご一緒に音楽も楽しめる贅沢なイベントです。 ｢ＰＭＦ｣(パシフィック ミュージック フェスティバル)は、芸術の森やコンサートホールＫＩTＡＲＡを舞台に行われる､教育を主体にした国際的な音楽祭です。 世界的な指揮者「レナード・バーンスタイン」の「残された人生を教育に捧げる」という思いを札幌市が受け止めて始まりました｡ バーンスタインは第一回後亡くなりましたが､その後世界的指揮者達が受け継いで行きました｡ メンバーの顔ぶれが変わっていくとはいえ､ＰＭＦオーケストラは､今では札幌が世に誇る地元オーケストラといえる存在となっています｡ ｢サッポロ･シティ･ジャズ｣は大通り公園2丁目､芸術の森など､市内各所で開催されるジャズを中心としたフェスティバルです｡ 写真は｢ホワイトロック｣内｡国内で使用される映像投射式の大型テントで2007年に中島公園に設置｡ 2008年は場所を大通り公園へと移し会社帰りや買い物の合間に気軽に立ち寄れ､飲食とライブを楽しめる空間を創りました｡ ｢ホワイトロック｣に投射される映像は､外から見てもきれいです｡ |
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